女の欲望は人格を破壊するー映画「累」
どうも。ぽけぴよと申します。
この前、丁度1週間前に「累」を観てきました。
私自身、よくネットで1巻無料とかで読めるサイトで読んでいて、いつも読書のお時間ですというアメーバグループの運営するアプリを利用させて頂きます。
そこでいつものように1巻を読み、うわぁドロドロ系か・・・好きだ。
ゲス野郎ぽけぴよは見事沼にはまり、見に行きました。
所感といたしましては、単刀直入に言って
やばい。
いや語彙力。
何がやばいかというと、女の執着心、嫉妬、欲望を剥き出しにして、妙なリアル感を生み出しているところでしょうか。
あらすじをざっと説明しますと、
土屋太鳳演じる「累」は演技の才能があるが、顔が醜く劣等感があり周りからののしらていた。芳根京子演じる「ニナ」は美貌を持っていたが、演技の花は開かず。
お互いを補うために二人が魔法の口紅で入れ替わる。
重いテーマの作品が好きな方は見るべき。
見どころと私の感想をネタバレしないようにまとめました。
1.土屋太鳳の表現力がやばい
最初、正直土屋太鳳ってまだ垢ぬけてない感じの女優さんだなって思ってて、クラスにいたらマドンナでしょうけど、そこまで私の中で印象に残ってなかったんですよね。
漢字の風格凄いくらいでした。
そんなぼんやりした印象のある方こそ見てください。
最後のサロメの踊りは圧巻です。
YouTubeにも公式であがっているのですが、映画館で物語を通して観ると何万倍も迫力と形容しがたい感情に襲われます。
2.芳根京子の演技、やばい
映画レビューとか見ると、「太鳳ちゃんのダンスが~」「太鳳ちゃんが~」と土屋太鳳ばかりでありますが、私は本当は芳根京子がこの物語を支配していると感じました。
映画の中で舞台を演じるという設定で演技をすることって、なかなか見ている側も難しいもんだなあと。
下手に演技するけれど、演じ分けることもさらっとこなしていて、すっとのめりこめた。
そしてちょっとぶりっこっぽいところがかわいい。
3.ドロドロな展開が最高
ドロドロすぎると胸糞悪いし後味悪いし。
でも累は欲望に素直なだけで、こちらも応援したくなる。
なかなか世の中欲に生きるって難しいけれど、やってのける累を見てスカッとする。
観終わったあとの余韻がなんせ凄くて、見終わったのが13時でお昼も食べていなかったのに、気づいたら2時間ぶらぶらしていました。
何をしていたのだろうか。。。
とりあえず一人か女同士で見ること。
カップルで見るには重いし、男同士で見るとうわあ・・・とちょっと引いてしまう気がします。気がするだけですので、全然誰でも誘いましょう。芳根京子かわいいし。
私が見ていた回にもカップルいました。
ネタバレしないようにするとストーリーの良さが書けないのが悲しい。
ちょっとでも参考になれば幸いです。